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2019/01/18 移動平均乖離率の欠点
底値フィルターの条件の一つに「乖離率」があります。これは移動平均乖離率のことですが、割と売られ過ぎを判断する際にはよく使われる指標です。パラメータも25日がよく使われますが、底値フィルターも同じく25日を採用しています。
しかし、この乖離率も欠点があります。それは銘柄の価格やボラティリティ(株価の変化率)によって、かなりばらつきが出てしまうことです。ある銘柄では-5%で反発することもあれば、別の銘柄では-10%まで下落することもあります。厳密に最適な反発しやすい乖離率を見つけようとするのなら、銘柄ごとにパラメータを変えなければいけなくなります。
その点、ボリンジャーバンドは、その都度、標準偏差を計算し直すため、ボラティリティによってσが変動するので、そういった心配はありません。やはり一つの指標だけで判断しようとしても、かならず欠点があるので、組み合わせが大事だということです。