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2019/01/12 順張りと逆張りはどちらが有効?
順張りと逆張りがどちらが勝率が高いのかというのは、投資界隈ではよく議論されるネタでもあります。よく米国市場では順張りが有効で、日本市場は逆張りが有効という統計結果が出ているいうことも言われています。
確かに、海外系の投資本ではトレンドフォローのテクニックが多いように感じます。ただこれも、NYダウやNASDAQ指数を月足などの長期で見れば、ほぼ右肩上がりですから(一時的なショックを除いて)、「Trend is Frend」という格言が出てくるのも納得ですし、有効なのでしょう。
しかし日本市場では、はたして順張りと逆張りのどちらがよいのでしょう?結局のところ答えはないように思いますが、個人的にはいろいろとバックテストして検証してみると、逆張りのほうが成績が良くなると思っています。
これは、日経平均やTOPIXなどの全体指標が、米国市場と違って、右肩上がりではないということも要因かもしれませんし、日本人の投資に対する気質にもよるのではないかと思います。日本人はリスクを取らない傾向があるため高値では買わないですし、利食いはも早い傾向にあり、悲観的で狼狽売りも起こりやすいので、株価はすぐに下がってしまう傾向にあります。そのため、実質的に割安となってしまう銘柄が多くなるのだと思います。
このテーマは、また機会があれば、少し掘り下げて取り上げたいと思います。